脱力犬
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バンコクは、放し飼い(野良含む)の犬がとても多いところです。プミポン国王陛下もそんな野良犬を拾われ、お飼いになっているほど愛犬家で知られています。
タイではそもそも動物を繋いで飼うという習慣が合わないような気がします。犬を繋ぐと散歩に連れていかなければなりませんが、暑くて散歩どころの話ではないので自分たちで勝手に行ってくれということになるのだろうと思います。タイ人は500mほどの距離でも歩かずにバイクタクシー(バイクの後席に客を乗せる短距離型タクシー)を利用し、同じ距離を歩く外国人を不思議がります。どうもタイ人は暑さに慣れているとは言えないようです。
加えてタイ人にはタンブンという輪廻転生に基づいた仏教思想が根付いています。タンブン、つまり寺や僧に寄進したり、お腹をすかした動物に餌を与えることが善行とされ、来世で幸福になれると信じられているので、夕方になるとバス停に居着いた犬に近所のおばさんが餌を与えたりしています。
ところで、バンコクの街角で目にする犬は脱力感に溢れています。爆睡中の犬の中には死んじゃってるんじゃないかと心配になるほど生命感のない犬もいます。
「犬は喜び庭駆けまわり、猫はコタツで丸くなる〜♪」という歌のとおり、犬は寒さに強く、暑さに弱いからでしょうか?そう言われてみればバンコクの猫は日本と変わらない生態のような気がします。


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